2.岩手の女性

転勤を重ね、やっとふるさと岩手に戻ってきた僕。
やっぱり岩手の女性には癒される。独特の抑揚がある話し方、そして優しい語尾。男性をたててくれる気の優しさも十分すぎるほど備えている。

関西や関東にいたときは、たまたま周囲に自己主張の強すぎる女性がたくさんいたため、岩手出身の僕は、いつも押されっぱなしだった。そこで僕は、強くなるどころか、逆にうちにこもってしまい、我慢するようになっていった。

でも岩手では違う。思ったことを素直に行動や言葉に出しても、ちゃんと受け止めてくれる土壌がある。だから僕は岩手にいると、本来の自分を取り戻すことができる。

初めて行った結婚相談所では、まず山形での出会い、つまり山形でのお見合いを勧められたのだが、岩手の女性とのお見合いにこだわる僕としては、岩手でのお見合いが叶うまで、しばらく待つことにした。せっかくなら、自分の納得する形でお見合いしたいと思う。

両親も、僕が岩手でお見合いしようと思っている、という意思を伝えると、とても喜んでくれた。岩手でも自治体によるカップリングパーティーなどが開催されているので、それにも参加するように言われたが、僕としてはどうしてもお見合いにこだわりたかったので、とりあえずはお見合い相手が現れるまで待とうと思っている、と言っておいた。

両親はそれでちゃんと納得してくれたようだ。僕がお見合いする気になっただけでも、かなりの進歩だということが、ちゃんと分かっているからだろう。

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